冬の弓ヶ浜にはめったにウネリは入ってきませんが、石廊崎の南沖に低気圧が通過するとサーフィン(ロングボード)向けのウネリが入ってくることがあります。今日は昨日の低気圧の通過によって弓ヶ浜に膝~モモのウネリが入ってきました。
今年の初波乗り、9ftのロングボードをかついで弓ヶ浜に入る、正月の運動不足で少し体が重くなっている。今年は体重10kg落として、パドリング速度を上げたい。
昨年秋からパドリング練習を続けてきたので多少水をつかめるようになってきた。ただ腕を振り回してもダメで、親指から着水させ、肘を軽く曲げ、水の抵抗を感じながら、かいた水を後ろに押す、その反動で反対の腕を前に伸ばし体全体も前に伸びるようにボードを前進させる。
1年前に比べればかなりパドリング速くなったが、他人と比べるとまだまだ。同じポイントに入ったお隣のサーファーが5本のウネリをつかんでボードを滑らせてテイクオフしているのに、1本のウネリもつかめず波に置いて行かれた自分がいる。悔しい、情けない。
波の上でテイクオフの練習をしたくても、波に置いて行かれてはその練習もできない。上手な人はどんどん波をつかんで、どんどんテイクオフして、どんどんうまくなる。下手な人は波をつかめずテイクオフもできない、だからその差はどんどん広がっていく。
サーフィンがうまくなりたいなら、まず第一にパドリング速度を上げること。そして他人より一本でも多くのウネリをつかみボードを滑らしてテイクオフの練習をすること。これが、私がこの1年4か月、波と格闘しながらつかんだ結論である。
ではどうやったらパドリング速度を上げられるのか?二つあると思う。一つは、パドリング技術。ロングボードのどの位置に乗るのか、腕をどう回すのか、左右前後体のバランスをどうやってとっていくのか、とにかく1時間でも多く海の上でパドリングしてマスターしなければならない。
もう一つは、体重。同じ技術なら体重が軽い人に軍配が上がる。自動車に例えるならパワーウェイトレシオが高い人ほどスタートダッシュが速いということ。どんなにパドリング力を強化してもデブではダメということ。体重も落としていかなければ片手落ちになる。
結局、パドリングスピードを速くすには、1時間でも多く海の上でパドリングする、そして1gでも多くダイエットする、この二つがハングテンへの第一関門を突破するためのキモ中のキモだと確信するに至りました。
次の私のサーフィン課題は正確で素早いテイクオフです、それについては次回ブログしてみます。
今日のサーフィン弓ヶ浜のyoutube動画(無音、57秒)
http://youtu.be/KraqD0ignnM