南伊豆の加納に白炭(伊豆炭)の炭窯をつくる(2)

南伊豆の加納の伊豆炭窯

南伊豆の加納の伊豆炭窯

南伊豆の加納の伊豆炭窯

南伊豆の加納の伊豆炭窯(設計図面)

南伊豆の加納の伊豆炭窯

南伊豆の加納の伊豆炭窯(底つくり)

南伊豆の加納の伊豆炭窯

南伊豆の加納の伊豆炭窯(壁つくり)

炭焼きは重労働です。20kgを超える道具をもって険しい山に登るだけでもたいへんです。

チェンソー、腰なた、手のこ、砥石、燃料、ロープ、ウィンチ、お 弁当、水筒、、、。

炭窯は炭材が豊富な山の中に作ります。炭窯の周囲の木をチェンソーで切り倒して、枝打ちして、炭窯のサイズに切りそろえて、雨に濡れな い場所に整理整頓して並べます。

この準備作業がとてもきつい肉体労働です。だから、70歳以上の炭焼き職人でも体は頑丈で、裸になるとほれぼれするような肉体 をもっています。

キコリや炭焼きは重力に逆らって行う作業が多いので毎日フィジカルトレーニングしているような感じです。

私も炭焼きで山籠もりすると数キ ロ体重が減っています。ダイエットしたいなら炭焼きをおすすめいたします。

こんなきつい肉体労働を朝から夕方まで毎日つづけていったいいくらのお金になる のでしょうか?

本場の紀州備長炭を除き、一般の炭焼き職人の場合は、家族を炭焼きだけで養うことのできる炭焼き師は日本全国で何人いるでしょうか?

私の場 合は、1日に10kgの竹炭(黒炭)を出炭して、それを10cmに切りそろえ、包装して、1kg500円で売っていました。1日、泥のように山仕事して、 材料費、燃料費、食材費を引いて3000円くらいの収入でした。当時独身でしたからこれでサバイバル生活できましたが、これで妻、子供がいたらまず無理で しょう。

南伊豆の加納に白炭(伊豆炭)の炭窯をつくる(3)に続く

 

カテゴリー: 南伊豆   タグ: , , ,   作成者: Taku   この投稿のパーマリンク

Taku の紹介

南伊豆の弓ヶ浜前でバーベキューコテージを経営。地元漁師。ファミリー貸切釣り船ツアー、カブトムシ・クワガタ採集ツアー、青の洞窟サップツアーなど自然体験遊びをガイド。1kg地金目鯛を丸ごと一匹使ったジキンメ五品コース提供。趣味はサップ、アウトリガーカヌー、サーフィン。好きなモノは、純米酒、鍋、司馬遼太郎。