南伊豆の弓ヶ浜から石廊崎に向かって海岸線道路を7kmドライブすると、石廊崎漁港に入る交差点(石廊崎港口)に到着します。
それを直進してトンネルを抜け500mくらい進むと右側にところてん屋「見須商店」があります。
ここの看板にはでっかく「日本一おいしい!ところてん」と書いてあるからすぐに分かります(写真)。
南伊豆のリアス式海岸はところてんの原料となる天草(テングサ)の名産地でシーズンになると各漁港周辺では収穫されたテングサを天日干ししている風景に出合います。
収穫されたテングサは水洗いされた後天日干しされます。すると収穫直後の紫色から黄金色に変化します。これを袋詰めして販売されています(写真)。
これを1時間くらい水で煮込み、布でこし、冷蔵庫で冷やすと、ゼリー状になります(写真)。これを、ところてん製造器(木製の注射器のような)に入れ、後ろからピストン押すと、細くなったところてんが押し出されて出来上がりです。
これを、酢や黒蜜で食べます。かけ酢には各家庭の味があります。キラキラしていてみずみずしくて潮の香りがして、私も大好きです。
こちらの見須商店さんのところてんはテングサの天日干し方法にこだわりがって、とてもおいしいです。
女将さんも元気で話好きな人なので、ところてん食べながら地元しか知らない南伊豆情報をゲットするのもお薦めです。
石廊崎まで足を運んだら、ぜひとも立ち寄ってみてくださいね。