Taku の紹介

南伊豆の弓ヶ浜前でバーベキューコテージを経営。地元漁師。ファミリー貸切釣り船ツアー、カブトムシ・クワガタ採集ツアー、青の洞窟サップツアーなど自然体験遊びをガイド。1kg地金目鯛を丸ごと一匹使ったジキンメ五品コース提供。趣味はサップ、アウトリガーカヌー、サーフィン。好きなモノは、純米酒、鍋、司馬遼太郎。

南伊豆町みちくさウルトラマラソン70km|写真レポート2015年11月14日

弓ヶ浜へ30mのバーベキューコテージを経営している森本です。

昨年から始まった第1回「南伊豆町みちくさウルトラマラソン」以来、地元声援隊の一人としてランナーたちを追っかけています。

第2回目の今年は自分のロードバイクで70kmコースを自転車伴走しながら声援するつもりでしたが、小雨予報のため断念、車で伴走しました。

 

1
(スタートから13km地点の弓ヶ浜)

 

起伏の激しい我が町南伊豆町をくまなく走破するこのイベントに、いったいどんなひとたちがエントリーしているのか?

昨年の第1回大会(75km)のときから興味津々で、うちのコテージの目の前の弓ヶ浜を数百人のランナーたちが笑顔で走っていく光景が印象的でした。

 

3
(エイドNo3の手石、15km地点、弓ヶ浜に流れ込む青野川を走る)

 

第1回大会では75kmコースのみでしたが、今回の第2回大会は100kmと70kmとにコースが増え、100kmコースのエントリーが200人、70kmコースのエントリーが400人、合計で昨年の2倍近くの参加者がスタートしました。

 

4
(最初のヒルクライム、石廊崎を軽快に走破するランナーたち)

 

南伊豆町をくまなく一周するこの南伊豆町みちくさウルトラマラソンは、高低差500mある起伏の激しいリアス式海岸線と山里高原を登ったり降りたりで、南伊豆エリアを10km歩くのも大変なのに100km走るって?まじで?

どんだけ全国からスペシャリスト達が集結するのかと想像していました。
6
(エイドNo6奥石廊崎、20km地点、伊豆半島最南端の景観を楽しむ)

 

さすがに、70kmも100kmもトップ軍団は30才以下の若い人たちが占めていましたが、エントリーしていた一般ランナーの大半は30代、40代、50代の感じで、どうみても60才以上の人もけっこう多く驚きました。

みなさん走りのスペシャリストという感じではなく日頃家の回りをジョギングしていますというようなジョギング愛好家のような印象をうけました。走り屋というよりは笑顔で走りを楽しむ人たち・・・という感じでした。

 

7
(石廊崎を登って降りると次の中木ヒルクライム、ほとんどが歩いて・・・)

 

100kmコースのトップ軍団のタイムは10時間切りで、平均時速10km!で走り抜いたことになります、スッゲー。歩くのも大変な激坂の連続コースでこのタイムはさすがにすごいです。

私は数年前に南伊豆ウオーキング30kmツアーにエントリーしたことがありますが、30km歩いただけで疲労困憊、全身の痛みで翌日まったく立てませんでした。

 

8
(エイドNo7差田、31km地点、ここは山里で猪鹿猟のジビエ料理で有名)

 

弓ヶ浜に流れ込む青野川ふるさと公園をスタート、100kmチームは朝5時、70kmチームは朝7時出発。各選手達が自分で決めた目標に向けて走り出しました。

今回は朝から小雨模様でエイド5石廊崎あたりで途中棄権したひともけっこういましたが、みなさん雨対策が万全でほとんどの方がゴールまで走破したみたいです。
9
(ガッチャマンとバットマン、この格好で100km走破、がんばれ!)

 

70kmも100kmも、弓ヶ浜、石廊崎、天神原、長者ヶ原、波勝崎、、、南伊豆が誇る絶景を楽しみながら、そして18カ所のエイドの地元料理の軽食を味わいながら、みんな笑顔で起伏の激しい我が郷土を走ってくれたこと、とても嬉しいです、感謝です。

 

11
(エイドNo8下小野、36km地点、農協職員が全員出て大声で声援していました)

 

600人のランナーたちを心から応援するために地元100人以上の人たちがコース案内やエイドステーション営業で活躍しました。

70kmコースでは14カ所のエイドステーション、100kmコースでは18カ所のエイドステーションが設置され、それぞれの場所で有名な郷土料理の軽食が提供されていました。

 

12
(下小野から南伊豆の最高峰にむけてだらだらとした緩い上り道が数キロ続く)

 

伊勢エビ汁、いのしし汁、貝汁、ブダイ竜田揚げ、さざえおにぎり、ひじきコロッケ、栗入りおこわ、とろろ飯、合鴨鍋など、どれもおいしそうな地元レシピばかりでした。

下小野からは天城山系に囲まれた美しい山里ロードが続きます。

 

13
(100kmコースのエイドNo8青野大師ダムでは地元おばちゃん達の熱いおもてなし攻撃)

 

各エイドでは、地元おばちゃんたちの熱いおもてなし攻撃を受けますので、ついつい食べ過ぎてしまうランナーたちが続出していました。

 

14
(蛇石峠の入り口付近、この方が70kmエントリーのトップランナーでした。)

 

70kmコースも100kmコースもエイドNo12 蛇石付近で走者の間隔がかなりばらけてきました。トップ集団の先頭はかなり速いペースでカメラの前を笑顔で走り去っていきます。

 

15
(エイドNo12蛇石、70kmこーすで43km地点、100kmコースでは69km地点)

 

さて、エイドNo12の蛇石までやってきました。スタートしてから距離的には70%くらい消化していますが、ここからが大会一番のヒルクライムが続きます。

激坂の蛇石を2.2km上り天神原へ、さらにそこから激坂1.0km上がり長者ヶ原へ。

 

16
(2km以上続く激坂「蛇石」ではトップ集団も半分歩いていました)

 

ここの激坂区間はトップランナーたちも半分歩き半分走りみたいな感じで、足がつった選手もいました。

 

17
(蛇石を登り切ったらすぐに長者ヶ原へ向かうヒルクライムへ・・・)

 

蛇石を2.2km登ると天神原へ出ます。そしてそこからまたすぐに長者ヶ原へ向かう激坂1.0kmが始まります。疲労困憊、足を引きずっているランナーもいたりして、声援隊の私も観てるだけでつらかったです。

 

18
(そして南伊豆町の最高峰、長者原に到着!激坂お疲れ様でした!)

 

エイドNo12蛇石から合計3.2kmの激坂を登り切って長者ヶ原(エイドNo13)へ到着です!お疲れ様でした!

ここは70kmコースでは46km地点、100kmコースでは70km地点となり、ここからゴールまでは妻良ヒルクライムをのぞいて基本下りコースとなります。
19
(最高峰の長者ヶ原エイドでは地元料理の大歓迎を受けていました)

 

長者ヶ原では、70kmコース&100kmコース選手たちがほぼ完走を手中に収めた安堵のためか、これまでのエイド以上に郷土料理を口に入れていたようです。

ここまで走りきればもう安心、選手達の表情も達成感にあふれ輝いていました。
20
(長者ヶ原の次のエイド天神原で16:00時関門でした)

 

長者ヶ原から3km下ったエイドNo14天神原で1600時通過が関門でした。ここを1600時に通過できないと1900時までのゴールは無理だということです。

 

23
(100kmコースのトップでゴールした選手、終始笑顔の素敵なオーストラリア人でした)

 

24
(このメロン男爵が大会おもてなし隊長です、来年この顔にピンと来たら一声かけてください!)

 

第2回の南伊豆町みちくさウルトラマラソン70km&100kmは2015年11月14日(土)0500時~1900時に無事開催されました。

私も声援隊として第1回目にひきつづき第2回の今回も追っかけましたが、600人のエントリー走者のみなさんと、それをおもてなしする地元100人スタッフが一つになったすばらしいイベントでした。

小雨でしたがところどころで温かいコミュニケーションが交わされ、南伊豆の地場産品もたくさん提供され、南伊豆が誇るスポーツイベントと成長しています。

来年の第3回南伊豆町みちくさウルトラマラソンも今から楽しみです。私は膝悪くランナーとしては参加できませんが来年もその次も自転車で声援隊伴走させていただきますのでこのロードバイクにピンと来たら声をかけてくださいね。それを楽しみに来年も走ります。

 

弓ヶ浜へ30mのバーベキューコテージ

(1kmにわたる白砂ビーチの弓ヶ浜)

 

また、私は弓ヶ浜前でログハウスの貸し別荘コテージを経営しています。

1人5,400円で素泊まりできて、1棟あたりの宿泊定員は5人で、同じ建物が3棟ありますので最大15人まで宿泊可能です。

 

弓ヶ浜へ30mのバーベキューコテージ

(弓ヶ浜へ30mのバーベキューコテージ)

 

貸し別荘なので食事は出しませんが、ご希望があればバーベキュー盛り合わせや地魚コースなども提供できます。弓ヶ浜からスタート地点のふるさと公園まで青野川沿いの歩道を歩いて4kmですが、私の車でも送迎いたします。

弓ヶ浜前のログコテージ詳細はこちらのホームページをご覧下さい。

 

それでは、みなさん、来年も南伊豆でお合いいたしましょう!

我が郷土をくまなく笑顔で走ってくれてありがとう!

 

「弓ヶ浜へ30mのコテージ伊豆.com」のサイトはこちら

オーナー 森本より

25