ロングボード初心者に立ちはだかる伊豆サーフィンの「鉄の掟」

弓ヶ浜前でバーベキューコテージやってる森本です。

弓ヶ浜前でBBQコテージやってるタクです!

これからサーフィンを始めようと
思っている同士のみなさん、

そして、これから伊豆サーフトリップを
計画している波乗りのみなさん、

こんにちは!

南伊豆の弓ヶ浜前でバーベキューコテージを
経営している森本(1961年生まれ)です。

みなさんのサーフレッスンや
サーフィン旅行に参考になればと思い、
ちょっと恥ずかしいですが
私のロングボード初心者としての
体験談(失敗談)をご紹介
させていただきます。

私は50歳になった記念で
サーフィンを始めました、

区切りの年に何か一つ
新しいことを始めたかったからです。

ちょうどそのころから
私が経営する弓ヶ浜前のコテージで
サーフィン目的の宿泊客が増えてきたので、
私も見よう見まねで初めてみました。

まずは、下田の白浜のサーフショップで、
2時間の個人レッスンを受け、テイクオフの
基礎を体験しました。

9.6ftのレンタルボードで、レッスンプロに
後ろから押してもらい、渚の小波で
テイクオフの練習を繰り返しました。

最初に個人レッスンを受ける

最初に個人レッスンを受ける

そのサーフィンスクールで
インストラクターから後ろから押されて
数回目で板の上に立つことができて
大、大、大感動!

これなら俺にも波乗り
簡単にできそうだ!

という興奮と勢いのまま
レッスン直後にショップに行き
9.0ftのロングボードを
衝動買いしていました。

この9.0ftというサイズを決めた理由は、
1時間前の個人レッスンで使った9.6ftで
簡単に立つことができたから・・・

少しくらい短くても大丈夫だろう・・・

持ち運びも車に入れるのも楽だし・・・

というまったく根拠のない
勝手な判断からでした。

この衝動買いが、当時体重85キロの
メタボおやじにとって、

とんでもない誤りだったことに
気がついたのは、

6ヶ月後に大けがして痛い思いを
したときのことでした。

伊豆半島最南端の海水浴場の弓ヶ浜

伊豆半島最南端の1kmにわたる白砂ビーチの弓ヶ浜

さて、新品の板を購入後は、
毎日毎日、目の前の弓ヶ浜で
一人で練習しました。

しかし、なかなか立てません、
それどころから、波をキャッチする
ことすらできないのです。

なぜ?
なんで?
どこがスクールと違うの?

一人でもんもんと悩み始めました。

なかなか波をキャッチできない日々が続く

なかなか波をキャッチできない日々が続く

そして、だんだん分かってきました、
後ろからプロ指導員が押してくれた
あのサーフレッスンと、

一人でサーフィンすることの違いが
すこしづつ分かってきました。

1.まず、波を選ばなきゃいけない。
レッスンではプロが波を選んでくれていた、
でも私には波は全部同じに見える。

2.素早くUターンしなきゃいけない。
レッスンでは岸に向かってまっすぐ行けば
良かった、でも今は足でかいても板が回らない。

3.パドリングが遅すぎ。
レッスンでは押してくれて初速があったけど
今の私はボードが左右にふらついて
ぜんぜんスピードがでない。

4.波を自分でキャッチしなきゃいけない。
レッスンでは押してくれたので
何も努力せずにキャッチできた。
でも今の私は追いかける波を間違えるし、
回転不足だし、速度不足だし、
トップも上がっているし・・・。

5.自分でテイクオフしなきゃいけない。
レッスンでは立つタイミングを
合図してくれた、でも今は
立つタイミングが分からない、で、
そもそも9.0のサーフボードが体重85kgの
初心者には浮力不足で沈みこむし、
バランスもとれないし・・・。

少なくても以上のことを
個人レッスン中はプロ指導員が
全部計算してくれサポートしてくれて、
自分はただ立つことに集中できたんだ!

ということに気がつきました。

しかし、時すでに遅し・・・

小さすぎる9.0の新品を購入したばかりで、
さらに大きなサイズのロングボードを買うのも
悔しいし、妻にはもう一枚買うとは言えないし、
まあ練習と根性でなんとかなるだろう・・・

という昭和オヤジの意地と開き直りが
さらに事態を悪化させていきました。

毎日毎日、ナインゼロの板をかかえて海に入り
2時間浮いていても一度も波をキャッチさえできない
煩悶の日々が続きました。

そして、とうとう3ヶ月後に感動的な人生初の
「私のテイクアウト記念日」がやってきたのです。

波は腰くらい、
一人でアウトして、
一人で波を選んで、
一人でターンして、
一人でパドリングして、
一人でキャッチして、
一人でテイクオフして、
30メートル直進!
おおお~やったぁ~!

ここまで来るのに、90日、その間何度も
挫折しましたが、この波を滑る感動は
それらをすべて忘れさせてくれました。

そんな調子で板の上に立つことができるように
なってまもなく、とんでもなく恐ろしく痛い事故を
引き起こしてしまったのです。

顔面に全治2ヶ月の大けが(鼻骨骨折)、
あと3cmずれていたら両眼失明という
「先乗り」事故でした。

これからサーフィンを始めようとされているみなさんへ
何かの参考になればと思い、そのときのことをお話します。

南伊豆を代表するサーフスポットの白浜

南伊豆を代表するサーフスポットの白浜

さて、その前に、まず、みなさんがイメージする
サーファー文化ってどんなもんですか?

優しさ、癒し、エコ、音楽、若者、ルーズ、、、

弓ヶ浜でロングボード始めました

目の前の弓ヶ浜でロングボードを楽しむ

私も弓ヶ浜へ移住して50歳になってサーフィンを
始める前まではそんなイメージがありました。

ところが、地球上の数百万のサーファーの間には、
初心者にとっては背筋が凍りつくような冷徹な

「鉄の掟(おきて)」

が存在することを知ることになりました。

それを実際に海の上で体験したとき、
そんな美しいメローなイメージなんぞ
一気に吹っ飛びました。

入門者が挫折する理由の99%は
ぜったいこれだ!と私は断言します。

それは、

「1つの波にはレギュラー、グーフィー、それぞれ1人、合計2人しか乗れない」

という一般的に行われている慣習ルールです。

(※ ただし、万国共通の原則ルールとしては、「1つの波(ピーク)には1人しか乗れない」が常識です。なぜならレギュラー側で乗った人がグーフィー側に進路変更することが十分あり得るからです。)

以下、一般的によくあるケースで説明します。

陸から波を見て一番盛り上がっている頂点(ピーク)より
左側がレギュラー、
右側がグーフィーです。

例えば、下の写真は5月GWの南伊豆エリアの
有名ビーチで、水温20度以上あり、波情報が
いいときで、サーファー50人くらいが海に
入っています。

ここはgood swell が入ると
100人くらいの大混雑になります。

100人くらいが波待ち

50人くらいが波待ちする伊豆の人気サーフィンビーチ

これが湘南海岸の人気ビーチなら、たぶん一つの
テイクオフポイントにサーファーたちがびっしり
2列に並んで波待ちしている、

と想像していますが、いかがでしょうか?

さて、下の写真、2つのブレイクポイントに
それぞれ15人くらいが2グループに別れて
波待ちしていますよね。

15人の波待ちグループが2つ

15人くらいの波待ちグループ集団が2つあります。

ほどよくブレイクするいい波のスポットが
2箇所あるということです。

それぞれのブレイクポイントに
「レギュラー」「グーフィー」の
波待ち群があるということです。

つまり、一つのいい波(ピーク)の
左右のポールポジションを7~8人が
イス取りゲームのように取り合っている、
という状況です。

ポールポジションからテイクオフして
波乗りできる人を仮にゲームの王様と
呼びます。

一般的に王様は一つの波ピークに
左右各1人づついます。

(※ 何度も言いますが、万国共通の
常識ルールでは1つのピークに1人だけです)

もし同じ波のレギュラー側に
2人以上が同時に乗ってしまったら、
ピークから遠い人(先乗り)がその波から
自主的に離脱しなければなりません。

先乗りした人は、ピークから近い場所から
テイクオフした王様にその波を譲り渡さなければなりません。

左の人は先乗りで、右の人に譲っています

左の人は先乗りで、右の人(王様)にこの波を譲っています

さて、このポールポジションの
椅子取りゲームですが、

50歳の初心者オヤジにはまったくの難関で、
断崖絶壁のように私の前に立ちはだかりました。

まあ、ちょっと想像してください。

体重85kgのロングボード初心者のオヤジが、
9.0の浮力が小さすぎる板に乗って、
この過酷な波取りゲームに参加して、
目の色変えて波を取りに来る若者達を相手に、
ポールポジションをとれるでしょうか?

No way ! まったくダメです!

いや~これにはまいりました、マジで。

半日海に浮かんで一度も王様になれない日が
何日も何日も続きました。

で、しばらく波の谷間でこの海上での
波取りゲームを観察してみると、

王様になるには少なくとも三つの
能力が必要です。

一つ、なるべく遠くから「いい波」を見つけ出せる望遠能力とカン。

一つ、その波がどの地点でブレイクするかを正確に読み切る分析力。

一つ、ポールポジション(ピーク)に誰よりも先に移動できるパドリング速度。

どれが欠けても王様なれる確率は低くなります。

あの波は俺様の波だ!
俺より下手なやつはどけどけ!

休日のいい波が入ってきた南伊豆の人気の
サーフィンポイントでは、こんな殺気だった
争奪戦の波動さえ感じるときがありました。

んんん~

これのどこが癒しなんだろう?
これのどこがメローなんだろう?

現実社会よりもはるかにあからさまな
実力主義、弱肉強食、

波間に浮かぶサーファー集団が
野蛮な野生王国に見えてきました。

数時間波待ちしていても1回も
王様になれない、

50才のロングボード初心者オヤジの
心は何度も折れました。

これが、ロングボード始めて間もないころ、
初心者の私から垣間見えたサーフィン文化の
殺伐とした風景でした。

確かにサーフィンの雑誌やマニアル本を読めば、
「波はみんなで譲り合いましょう」
「とくにロングボーダーはショートボーダーより
アウトからウネリをキャッチできるので波の独り占めは
慎みましょう・・・」って書いてありますよね。

でも、現実は?

これは日本だけのサーフィン状況なのか、
それとも地球上のすべてのサーフポイントで
そうなのか?

悩みましたねえ~、まじで。

ビギナーは波がとれない、テイクオフする機会が少ない。

ビギナーは波がとれない、テイクオフする機会が少ない。

そして、さらに、
ロングボードの上級者達はそのビーチで
最高にいい波の最高の位置(ピーク)を狙うため、
一番アウト(沖)で先頭集団を作って
波待ちしています。

初心者はその先頭集団に入っていくことさえ
恐る恐るなのですが、

仮にその集団に入れたとしても、
方向転換速度とパドリング速度が遅く、
どんなにバタバタしてもテイクオフできる
王様にはなれません。

なので必然的に先頭集団より少しビーチ寄りに
下がって(インサイド)もっと小さい波を
狙うようになります。

ところがどっこい、これが王様の大迷惑に
なってしまうのです。

大波をつかんでテイクオフした王様の
進路妨害になって、思いっきり年下の
王様に怒鳴られます。

「危ないじゃないか!もっとアウト(沖)から出ろ!」

で、しかたなくアウトに戻りますが、
高校野球のピッチャーがメジャーリーグの
マウンドに立ったような感じです。

2時間浮いていても1本も波に乗れない・・・

1日で1本もテイクオフできなかった・・・

で、さすがにおやじサーファーの心が
折れるわけです、ポキッと。

3mのロングボードを車にのせ、
ウェットスーツ着て、しげしげと
ポイントに通い、3時間浮かんで
1本も波をmakeできない。

「1つの波にはレギュラー、グーフィー、
各1人づつ合計2人しか乗れない」
という鉄の掟が私の前に立ちはだかりました。

(※  ひつこいようですが、万国共通の
常識ルールでは1つのピークに1人だけです)

もうこんな野蛮なマリンスポーツなんか止めよう!

と思ったときちょっと魔が差しました。

どうせこのままサーフィンやめるんだから、
一度だけ周辺の他人がどうであれ、
こっちは自分のことだけを考えて
周囲を無視して波をとりに行ってみるか・・・

思い立ったら即実行の私、伊豆の混雑した白浜で、
ダンパー気味のサイズオーバーの大波を
周囲をまったく見ないでキャッチして
Take Off!!

で、テイクオフした瞬間に「先乗り」だった
ことに気がついて接触寸前で海の中へ飛び込む・・・

海底でゴロゴロ洗濯されているときに
自分のサーフボードのテイルが顔面に激突、

意識不明で海面にうつ伏せになって
しばらく死体のように浮かぶ

近くのサーファーが駆け寄ってくれて
意識が戻り、砂浜に向かってよろよろ
歩き出したとき顔面から何か生温かい
液体が噴出している・・・

ん? 鼻が二つある?

肩を借りて体を支えられながら
よろよろビーチを歩き、
近くのショップに駆け込み、
顔面血だらけ。

白浜マリーナの店長さんや店員さんたちが
全員出てきて、そして周囲にいた数人の
ローカルの方々も止血や消毒の
応急処置をしてくれました。

そして近所の救急病院へ駆け込み、
病室の鏡で自分の顔を見てびっくり、

折れた鼻の骨が皮膚を突き破って
突出している、鼻が2つある!!

全治二ヶ月の大けが、手術してくれた
整形外科の医者が、

「あと3cm上なら両眼失明だったね・・・」と。

先乗りの代償は大きすぎた・・・

先乗りの代償は大きすぎた・・・

「鉄の掟」を破った代償はとんでもなく
痛く高いものとなりました。

掟破りの罰は想像以上に痛かった。

今、考えてみれば当たり前のことですが。

この先乗り事故のとき、顔面血だらけの
流血オヤジに地元ローカルサーファーや
ショップ店員がかけ寄ってくれ、

「これはすぐ病院に行かなきゃダメだ・・・」
「ここから一番近い救急病院は・・・」

と電話をかけまくってくれたり、
サーフボードを持ってくれたり、
自販機で血を洗い流すための
ウーロン茶を買ってくれたり、
白いガーゼを持って来くれたり、、、

まったく面識の無い多くの
ローカルサーファーたちが、
初対面の私をものすごく
助けてくれたのです。

この時初めてサーファー同志の
何か熱いものを感じました。

そして事故後3ヶ月して同じ海に入ったとき、
そのとき助けてくれたローカル達が次々に
声をかけてくれたのです。

「鼻なおったの?」

「おじさん、パドリングでノーズが下がってないよ、それじゃダメ!」

「今日はロング向きのイイ波だね、俺はアレに乗るけど次もいいよ、乗りな!」

おおお~、譲ってくれるの? お、お、俺に?

有頂天で方向転換してパドリング開始すると、いつもなら
ここで上級者たちが群がってその波を取りに来るのに
今日は誰も来ません、

私に道を譲ってくれているのです!

な、なんで?

あっ、なるほど、そういうことなのか!

ガッテン!ガッテン!

一本でも多く波をつかむには

初心者が一本でも多く波をつかむには・・・

その日始めてこの「鉄の掟」の裏にある
上達の極意に気がついたのです。

サーフィン初心者がうまくなるには
1本でも多くの波をキャッチして
1回でも多くテイクオフ練習を
することが必要です。

そのためには、
1人でも多くのローカルと顔見知りになること、
それが一番の近道、みたいです。

初心者がアウトの先頭集団で我こそはと殺気だって
回りの上級者たちと椅子取りゲームしても
「鉄の掟」が立ちはだかるだけです。

イソップ物語の「太陽と北風」が勝負する話、
知ってますよね?

北風ではなく太陽で行くのがどうやら上達への
最短コースのようです。

では、どうやって海上の先頭集団やローカルたちと
うまく人間関係を創ることができるの?

私のように全治2ヶ月の大けがして
顔見知りになる必要はありません、

先ずは「あいさつ」ですね。

駐車場で、ビーチで、海岸道路で、
海の上で、ショップで、、、

「おはようございます!」
「こんにちは!」
「よろしくお願いいたします!」
の笑顔の一言で十分です。

最初は「なんだこいつ?」と
無視されるかもしれませんが、
ここでめげちゃだめです。

同じ場所で同じ人に3回もやれば、
今度は向こうから声をかけてくれます。

「よお、来たな!」

こうなりゃしめたもの、
今日1日そのポイントで譲り合いの雰囲気も
出てくるし、頼みもしてないのに
ワンポイントレッスンも飛んできます。

弓ヶ浜では夏でもマリンスポーツエリアでサーフィンできる

さて、サーフィンをこれから始める方、
ロングボードをこれから始める方に申し上げます。

みなさんの前には必ずこの全国共通の
鉄の掟が立ちふさがります。

でも、その時こそ、
あなたが日常生活で培ってきた
コミュニケーション力で
パワフルに前進していってください。

初心者にとって上達の秘訣は、
ポイントに通った回数でもないし、
海上に浮いた時間でもありません。

ズバリあなたの
「愛のコミュニケーションの力」
かもしれません。

一日も早くハングテンを踏めるように
今日も笑顔で周囲にあいさつ!

これはロングボード入門者の同志たちへ
私からのアドバイスです。

伊豆の下田のサーフィンスクール

伊豆の下田の白浜マリーナのサーフィンスクール

サーフショップのサーフィンスクールも
初心者には絶対におすすめです。

何事も始めが肝心ですから。

弓ヶ浜へ30mのログハウス貸し別荘。2階建て。

弓ヶ浜へ30mの2階建ログハウス

ところで、私は、
伊豆半島の最南端の弓ヶ浜前で
宿をやってます。

ログハウス1棟貸しの
バーベキューコテージです。

屋根付バーベキューテラス

屋根付の炭火バーベキューテラス

伊豆サーフィンでは、
伊豆半島の東側を低気圧が北上するとき
南伊豆エリアの東海岸の各サーフポイントに
いい波が入ってきます。

風については、
北東(ナライ)だと多々戸浜、
西だと白浜がいい感じです。

伊豆サーフトリップのベースキャンプ宿泊として
南伊豆のロケーションはとても便利です。

たとえば、弓ヶ浜から車で
10分で大浜吉佐美、
12分で入田浜、
15分で多々戸浜、
20分で下田の白浜、
など有名なサーフポイントへ
すぐに移動可能です。

海鮮バーベキューが満喫

伊豆漁協直売所でシーフード買って海鮮バーベキュー

当コテージから車5分の伊豆漁協直売所

当コテージから車5分の伊豆漁協直売所

私のコテージは一戸建て2階建ての
ログハウスを1棟貸ししています。

各棟に屋根付バーベキューテラスを
設置して、近くの伊豆漁協直売所で
新鮮で安い魚貝類や地魚を買ってきて
海鮮バーベキューを楽しめるように
なっています。

外シャワー

マリンスポーツ向けに外シャワーも充実

ウェットやサーフボードのレンタルもあり、
屋外シャワーやウェット物干しもあります。

ウェット物干し

ウェット物干し

サーフボードやウェットのレンタル

サーフボードやウェットのレンタルあり

歩いて2分で源泉掛け流しの村営温泉
「みなと湯」へ行けます。

歩いて2分の源泉掛け流し共同温泉「みなと湯」

源泉掛け流し共同温泉「みなと湯」

あなたにとって大切なサーフィン仲間と
波乗り、海鮮バーベキュー、源泉掛け流し温泉を
楽しんでください。

南伊豆サーフトリップを満喫してください。

みなさんと伊豆の海でお逢いできることを
楽しみにしています。

この顔にピンときたら声をかけてね

弓ヶ浜でこの顔にピンときたら声をかけてね!

私はホームゲレンデの弓ヶ浜で
サーフィンやサップや
アウトリガーカヌーを

毎日のように楽しんでいます。

ちょっとメタボなオヤジサーファーを
見かけたら、

「鉄の掟読んだよ!」

って声かけてくださいね。

南伊豆ローカルのシークレットや
波乗り人生、パドリング人生について
ぜひ語り会いましょう。

それでは、ハングテン目指して、
ともにがんばりましょう!

Aloha!!

<追記>

さて、上記のブログ記事を
書いたのが2012年3月でした。

当時の私は51才、体重85kg。

あれから9年経ち、今は2021年6月で
60才還暦、体重78kgです。

この間のオーシャンライフ人生の中でも
いろんなことがありました。

その中でもとくにインパクトが強かった
出来事などを追記として振り返ってみます。

ロングボード人生を楽しんでいらっしゃる
同志の皆さまのご共感などをいただければ
嬉しいかぎりです。

といっても南伊豆の
オヤジサーファーの独り言として
ご笑読いただければ嬉しいです。

<その前にちょっと一言アドバイス>

10年前、このブログで書いたように
私は先乗りして自業自得の大怪我を
しましたが、

「先乗り」「前乗り」について
これからサーフィンを始めるみなさんへ
一言アドバイスさせて下さい。

波がブレークする頂点(ピーク)に近い方の人が
テイクオフしたら自分はその波は譲ります、
これは初心者でもわかりやすいですね。

そしてもう一つ重要なことがあって、
自分よりもアウト(沖側)にいる人が
優先ということです。

これはちょっと初心者には
わかりにくいかと思います。

自分よりアウトにいる人がサーフボードを
方向転換させてパドリングを始めて
テイクオフしようと狙っている波は
その人に譲らなければいけません。

もっと簡単に言えば、
自分よりアウトにいる人が狙っている波に
自分は決してテイクオフの初動モーション
(方向転換→パドリング)をかけてはいけない、
ということです。

このアウト優先もサーフィンの
万国共通ルールです。

ところが、これって初心者には非常に
わかりにくい、というか
判断が難しいところがあります。

自分よりアウトの人がいったい
どの波を狙っているのか?
これか?次か?その次か?・・・

だから、私は自分で単純化して、
自分の中でこう決めました。

自分よりアウトの人が方向転換したら
その人がテイクオフするまで自分は
決して板を方向転換させない。

とくに、サーフポイントの狭いビーチや
ローカルルールが厳しいエリアでは
これが非常に重要となってきます。

私もこのアウト優先というルールを本当に
理解できたのはつい最近のことで、

とあるローカルの大先輩から海の上で
コーチを受けたときでした。

どうぞ初心者のみなさんも
これを意識しながら伊豆サーフィンを
楽しんで下さいね!

<数年間のブランクについて>

さて、私のオーシャンライフでの
出逢いについてシェアします。

男50代は働き盛りと言われていますが、
私もそんな感じで本業の宿泊業に
「全集中の呼吸」でした。

そう言ってしまえばちょっと
かっこいい台詞になっていますが、
とにかくサーフィンへの情熱が
急速に冷えた期間がありました。

週刊ダイヤモンドで脱サラ起業として紹介される

サーフィンって
大自然が創るリズムに
自分のリズムを合わせないと
できないですね。

その頃の私は仕事も家庭も
ただただ自分のリズムで
精一杯走り続けていました。

自分以外の何かにリズムを
合わせるなんてとてもできませんでした。

仕事でも、家庭でも、
この数年間は波乗りできるような
心の余裕がまったくありませんでした。

<デュークさんとの出逢い>

60に近づき、事業や家庭生活が好転し、
精神的にも癒やされ、経済的にも安定し、
人生を楽しむ時間が創れるように
なってきました。

そうなると不思議なもので
そのような人たちとの出逢いや
ご縁が多くなってきました。

その中でも、
葉山オーシャンアウトリガーカヌークラブ主催者の
デューク金子氏との出逢いは圧倒的でした。

アウトリガーカヌーのレジェンド

アウトリガーカヌー界のレジェンド

3万8千年前の我々の祖先である海洋民族は、
弓ヶ浜からアウトリガーカヌーを漕ぎ出して
神津島の黒曜石を日本本土に海運していました。

デュークさんはその精霊たちに導かれ
島渡りvoyagingの拠点を弓ヶ浜に定めました。

その活動を間近で眺めている中で
彼の海への無条件の回帰行動に
私の魂も揺さぶられました。

日本のプロサップ

日本サップ界の第一人者KennyとOC2を漕ぐ

デュークさんの息子のKennyは
日本プロサップ界の第一人者であり、
SUPレースで4度の全日本チャンピオンに輝き、
日本を代表するオーシャンパドラーです。

彼はレースシーズンoff期間中は
ハワイの海にMANA(生命力パワー)が
似ている弓ヶ浜沖でパドリング練習
しています。

私は、Duke & Kenny、
そしてたくさんのオハナたちから
伝授されたアウトリガーカヌーや
サップを弓ヶ浜で漕ぎ出すようになって
再び私のオーシャンライフが再開しました。

漕ぎ方パドリングだけではなく
その精神spiritも彼らから学びました。

私の海と向き合う姿勢に
大きな違いを創ってくれた
とても貴重な出逢いとなりました。

<マー君との出逢い>

2020年10月、日本のプロサーフィン界を
代表する人物と共通の友人を介して
出逢いました。

JSPAグランドチャンピオンに3度輝いた
名実ともにトッププロサーファーの
大野修聖氏、通称「マーくん」。

国内ではキングと呼ばれ敵なし、
世界でも好成績をあげ日本における
近代サーフィンのパイオニア的存在。

日本のサーフィン界の頂点に立つ男だから
どんだけ怖い人?って思ってたけど、

一緒にバーベキューやりながら、
酒飲みながら、歌いながら、
彼のソフトで素直な人柄に
惚れてしまった。

トッププロサーファーの 大野修聖氏、

トッププロサーファーのマー君(左)と一晩語り明かす

本当に強い人間は優しいということなんだね。

彼に出逢って、60前のオヤジがもう一度
サーフィンやたくなっちゃった。

その後、偶然にも、彼のホームグランドの
多々戸浜でマー君と海上でばったり
鉢合わせした。

まあ当然無視されるかと思いきや、
なんと、マー君が、
プライベートレッスンを
やってくれたのです!

2時間みっちり密着コーチ
してくれたのです!

「ええ?あのオヤジ誰?」

という周囲からの強い視線が
スッゲー気になったけど、
ちょっといい気分で
The Kingから千金の手ほどきを
受けちゃいました。

その一、
タクさん、体をもっと前に出して
板の上に乗ってください。
前に突き刺さりそうなときには
胸を反らせれば対応できますよ。
ほら、波のキャッチ率が高くなったでしょ?

その二、
タクさん、パドリングは板の下に腕を
しっかり通してください、そうすると
しっかり水をつかめるでしょ?
ほら、パドリングスピードが
速くなったでしょ?

その三、
タクさん、方向転換してからすぐにいきなり
全力でパドリングしてはダメです。
最初はゆっくりパドリングして、
足元がふわっと波で押された瞬間に
全力でパドリングしてください。
あくまで波にふわっと押される感覚を
感じ取ってくださいね、それが重要です!

以上、3つの千金価値のレッスンを
コーチしてくれた。

どれも今の私には的を得た適切な内容で、
その後もこの3つを意識してサーフィンすると
一歩一歩確実に上達している自分に
気がついています。

もうこうなると、
サーフィンおもしろい!
ロングボード楽しい!

で、とうとう宮崎まで10日間の
サーフィン遠征旅行に・・・

今年2021年になって還暦60才、
弓ヶ浜、大浜吉佐美、入田浜、
多々戸浜、白浜、そして宮崎を舞台に

シニアサーファー
ますます調子に乗って
元気にやっています!

いや~
サーフィン楽しいっす、
人生楽しいっす!

これを読んでくれたみなさ~ん、
どこかの海でお会いしたら
ぜひぜひ声をかけてくださいね!

Aloha!!

弓ヶ浜のタクより

お問い合わせ電話: 0558-62-8080
年中無休、毎日朝9時~夜10時受付、担当森本

弓ヶ浜へ30mのバーベキューコテージのサイトはこちらです。

当コテージの空室状況・料金表はこちらです。

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