下田の白浜にサーフィンしに来たら、ものものしい雰囲気。ヘリコプター3台、救急車3台、報道取材陣多数。どうやら、白浜で離岸流が発生してビーチ中央の海水浴客十数人が一気に沖に流されたらしい。
離岸流というのは、波が高い時に発生する潮の流れで、沖へ沖へとものすごい潮の流れが発生することです。
弓ヶ浜でもたまに発生します。弓ヶ浜の場合は、沖に向いて左側の磯側にそって発生します。深場で泳いでいると一気に沖に流されてしまいます。
どんなに泳ぎがうまくても、ライフセーバーでも流されてしまうそうです。
万が一、離岸流に流されたら、泳ぎに自信があるなら、まともに戻ろうとしないで、横に少しずれて、岸に戻ってくるのが良いそうです。
ただし、絶対に流された地点に戻ろうとしてはだめです。6~10ノット(時速10km~18km)の潮流ですから絶対に戻れません。できれば浮き輪などにつかまって流されて救助を待ってください。どんなに泳ぎがうまくても絶対に戻れません。体力が尽きて沈むだけです。
弓ヶ浜ではライフセーバー監視は8月20日で終わります。それ以降、海水浴をする場合は、波の高い日はなるべく避けて、自分の身長の腰以下の水深で遊ぶようにしてください。
波の高い日は渚で遊んでくださいね。