南伊豆の厳冬の味、磯ノリが解禁して収穫が始まりました。

南伊豆の厳冬の味、磯ノリが解禁して収穫が始まりました。

南伊豆の厳冬の味、磯ノリが解禁

南伊豆の厳冬の味、磯ノリが解禁して収穫が始まりました。

磯ノリは18gで418円

 

1月24日、南伊豆町の海岸線で磯ノリが解禁となり、下田漁協組合のおばちゃんたちが今シーズン初めての磯ノリ採りに荒磯に出てきた。

磯ノリ採りは、強い西風が吹く南伊豆海岸の真冬の風物詩で、今冬は風が強いものの雨量が少なかったため磯ノリの量も昨年より少ないとのこと。

荒磯や沖合の岩場についたノリを金属のヘラやブラシで丁寧にかき採る。磯ノリは水洗いした後、すのこに広げて天日干し、早ければ1日で完成する。

収穫された磯ノリの大半は自家消費されるが、南伊豆の漁協直売所やスーパーなどでも販売されている。写真の商品は、乾燥18gの袋で418円で東急ストア下田駅前店で販売されていた。ということは乾燥1キロで23,222円となり活アワビより3倍以上高価な超高級品ということになる。

磯ノリ採りは3月まで行われますが、良質の磯ノリが採集できるのは厳冬期の2月までなので、今がまさに収穫時です。大潮の干潮時に磯に渡り、冷たい西風に吹かれ、波のしぶきををかぶりながら、岩にへばりついて磯ノリをかき集める。私も手伝ったことありますが、4時間やってもザルに1杯しか収穫できず大変な重労働です。それを考えたらその値段でも安いかな。

地元の人は、磯ノリを味噌汁に入れたり、おにぎりやつきたての餅にまぶして食べています。真冬の南伊豆の荒磯の香りが口の中で広がります。

南伊豆と西伊豆が主な産地なのでお土産品としても珍しがられ、きっと喜ばれるでしょう。