南伊豆、弓ヶ浜では12月上旬から高足ガニ漁が始まる。
高足ガニは大きくなると両脚広げて全長2mくらいになる。
大人が二人くらいはいれる大きなカゴ網に、エサの冷凍マグロの頭を放り込んで、海底100mに沈ませて、翌朝仕掛けを引き上げに行く。
今回の漁獲は50~60kg(30匹)くらいでまあまあの水揚げでした。
年々高足ガニの漁獲は減る一方で、現在の下田魚市場の浜値は4,000円前後です。
左上写真の高足ガニで3kg級なので浜値で12,000円前後、これを南伊豆の食事処で食べたら20,000円くらい、都会のレストランなら30,000円以上でしょう。
食べ方は、ゆでるより、私は炭火焼きが好きです。カニミソは少しクセがあるのでちょっと火を通して、身をそれにつけて食べるのがおすすめです。炭火で焼くと香ばしい香りが立ち込めて、なんとも幸せな気分にさせてくれます。
南伊豆ブランドですが、地元弓ヶ浜でも高級食材なのでなかなか口にすることはできません。弓ヶ浜から車で5分の漁協直売所で、12月、1月、2月に活き高足ガニが買えます。
都会ではまず食べられない超高級食材ですが、弓ヶ浜にきたら、ちょっと贅沢を覚悟で2kgくらいの高足ガニを漁協直売所で買って、コテージの炭火バーベキューでじっくり味わうのも大人の旅でいいですよね。
弓ヶ浜の漁協直売所はこちら。http://www.beachside-log.com/gyokyou.html