弓ヶ浜前でバーベキューコテージを経営している森本です。
私は地元の伊豆漁協組合員の一本釣り漁師で、
釣り船(遊漁船)もやっています。
南伊豆町は相模湾と駿河湾に囲まれていて、その56kmにわたる
リアス式海岸線には12の漁港が連なっていて、漁村漁師の町と
なっています。
黒潮が流れる豊穣の海でとれる魚は下田魚市場に水揚げされ、
競りにかけられ浜値がつき日本全国に配達されていきます。
さて、せっかく南伊豆まで来たのですから、テレビ、雑誌、
食べログだけを見て旅するのではなく、本当に南伊豆でしか
食べることができない「地魚グルメ」を食べてもらいたい・・・
そんな気持ちからこちらのページを掲載しています。
それでは、地元漁師が一押しの南伊豆ブランドの地魚を
調達する方法を伝授いたします。
地元漁師からアドバイスします
まず、南伊豆の地魚をたくさん置いているご近所の
スーパーをご紹介いたします。
弓ヶ浜前の当コテージから車で135号を下田駅方面に
15分 (8kmほど)北上すると右側に「フードストアあおき広岡店」
(電話0120-169-341、 営業時間朝9時30分〜夜10時)
があります。
このスーパーは下田魚市場において仲買人もやっているので
南伊豆沖でとれた新鮮な地魚をたくさん置いています。
もちろん、その場で刺し盛りにもしてくれます。
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「フードストアあおき広岡店」は、東京方面から来ると、国道135号で下田駅前を過ぎて弓ヶ浜方面に1km南下したところにあります。 ここの魚コーナーに並んでいる魚は、下田魚市場に水揚げされた朝獲れ地魚が豊富に並んでいます。 刺し盛り、2枚おろし、3枚おろし、などすべてその場でさばいてくれます。 金目鯛(ジキンメ)などの高級魚を買ったら、頭やアラも必ずもらってきてください。鯛飯つくったり、アラ汁つくったりできますから。 ただし、海況が悪いときなどは陳列も少なくなります。 特に1年を通してお薦めは金目鯛です。 下田魚市場は日本一の金目鯛の水揚げを誇っています。 金目鯛は海底300〜400mから釣り上げられる中深場の根魚なので、南伊豆では1年中脂が乗った味の濃い金目鯛が買えます。 中でもジキンメは、ここ数年漁獲量が右肩下がりに減少していて、ほとんど県内で消費されますので首都圏スーパーにはまず並びません。 ジキンメの値段はここ数年激しく値上がりしていて、2018年11月現在1kg以上の大きなサイズで1枚1万円前後です。 ジキンメはサイズが大きいほど脂がのってうまいです。 一般的に金目鯛には3種類あります。 左の一番下にある写真には2枚の金目鯛が並んでいますが、上にあるのが「沖キンメ」で、下が「ジキンメ」です。 あと、「島キンメ」という種類がありますが漁獲量は少くほとんど流通していません。 3種類とも外見はほとんど同じでキンメ漁師以外はなかなか見分けがつきません。 沖キンメの方が金色の目玉がわずかに大きいのですが、私でも見分けは難しいので、一般の方には見分けは不可能です。 しかし、下田魚市場での金目鯛の浜値(仲買人がセリ落とす金額)はジキンメの方がぜんぜん高いです。 その理由は、漁獲量も少なく希少価値であり、脂の乗りも味もジキンメの方が断然うまいからです。
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問い合わせ電話: 0558−62−8080
年中無休、毎日朝9時〜夜9時受付、担当森本
さて、次は、私のコテージに宿泊された方限定で
「裏技的な地魚調達方法」を教えます。
私のコテージの近隣に下田魚市場の仲買人がいます。
仲買人とはその日に下田魚市場に水揚げされた
地魚を競りで落とす人です。
その仲買人はその朝に競り落とした魚をさばいて
刺し盛りにして南伊豆、下田、松崎周辺のホテルや
旅館や食堂に配達しています。
魚屋さんのお造り、この写真で1万円くらい
いわゆる業者専用の魚屋さんです。
だから、一般の
観光客が電話予約なしでお店(調理作業場)に行っても
ダメです。
最低でも2日前くらいに電話予約しておけば
下田魚市場で競り落としてくれて刺し盛りにしてくれます。
しかしながら、一般の観光客がその魚屋(仲買人)に
直接電話しても当日お店に来てお金を払ってくれる
保証(信用)が無いので受け付けてくれません。
そこで、ご近所さんである私のコテージに宿泊予約を
して入金まで完了してくれたお客様に対して、私が保証人となり、
お客様が直接魚屋さんへ電話注文できるようにしています。
最低でも2日前には直接魚屋さんへ直接電話して
電話注文を完了してください。
電話注文のさいは、下記のことを明確に伝えてください。
・弓ヶ浜の森本のコテージに宿泊予約していること。
・刺し盛りを取りに行く日時(例えば、8月8日(水)の16時00分)
・刺し盛りの人数と予算(例えば、4人分で5,000円)
・希望魚種(例えば、下田魚市場にあがる地魚を中心にお願いします)
そして、キャンセルは不可です、かならず指定した時刻に
お店に取りに行ってお金を支払ってください。
当コテージから車で10分です。
その際の魚種についてアドバイスしますと、
まず、首都圏では
食べることができない旬の地魚を注文することをお薦めします。
例えば、
・地金目鯛(ジキンメ)、1年を通して
・クロムツ、1年を通して。
・石廊沖のスルメイカ、夏秋のみ。
・イサキ、春夏秋。
・神子元のタカベ、夏のみ。
・ブダイ、冬のみ
などの南伊豆ブランドの地魚がおすすめです。
あるいは魚屋さんに
「下田に上がる地魚をメインにしてください!」
と言えばOKです。
ジキンメは値段も張りますが、せっかく伊豆半島の
最先端まで来て地魚を楽しみたいということならば
「南伊豆でしか食べることができない刺し盛り」
を堪能してください。
もちろん、シケ続きで魚が市場に揚がらないときは
魚種は非常に少ないときもあります。
また、お子様が好きなマグロ赤身の入った普通の
「おまかせ」刺し盛りも新鮮で十分においしくて安いので
自信を持ってお薦めできます。
電話注文では、料金や人数や希望魚種をなるべく
具体的に伝えることがコツです。例えば、
「もしもし、弓ヶ浜のコテージに8月13日から2泊する鈴木と申しますが、
8月13日16時にお店に取りに行きますので下田にあがる地魚を中心に
3人分5,000円で刺し盛りお願いします・・・」
こんな感じで電話注文して下さい。
この刺盛りで1万円くらいです。
さて、以下は私からのお願いです。
地元客以外では受け付けない電話注文を、当コテージの信用で
ご利用可能にしていますので絶対にキャンセルしないで下さい。
万が一キャンセルされた場合はその全額をお店の代理として
私がチェックイン時に徴収させて頂きます。
また、約束した受け取り日時を厳守して下さい。
お店はその時刻に合わせて調理します。
お刺身は30分遅れるとそれだけ味が落ちます。
以上のことをお約束していただけるお客様だけに
魚屋(仲買人)の電話番号や場所をご紹介いたします。
ご希望されるお客様は、コテージ宿泊申込時に
森本までお問い合わせ下さい。
問い合わせ電話: 0558−62−8080
年中無休、毎日朝9時〜夜9時受付、担当森本
さて、南伊豆町の56kmにおよぶ海岸線には12の漁港があり、
毎日新鮮な海の幸がどこかの漁港で水揚げされていて、
下田魚市場に運ばれ、セリにかけられ、魚の値段(浜値)が決まります。
妻良漁港の定置網漁の朝市で地魚を買い入れるコテージオーナー
南伊豆沖では1年中漁獲される魚もあれば、四季によって旬がある魚もあります。
ここでは、南伊豆の漁師たちがプライドを持って釣り上げる「南伊豆ブランド」の
地魚をご紹介いたします。
南伊豆、弓ヶ浜を訪れる方は、ぜひともその季節の旬の地魚を探しながら
旅をしてください。そんな本当の地魚グルメの南伊豆旅行をご提案いたします。
水深400mから一本釣りされるジキンメ | 水深100mから一本釣りされる石廊沖の銀ムツ |
5月上旬から神子元沖でカツオ漁が始まる |
南伊豆の各地で一本釣りされるイサキ |
神子元沖の夏のタカベは脂がのって南伊豆ブランド |
石廊沖のスルメイカは肉厚で甘い。南伊豆ブランド |
南伊豆町では9月15日が伊勢エビ漁の解禁です。 |
神子元沖ではブリになる前のワラサが秋の旬 |
南伊豆では12月から高足ガニ漁が解禁です。 |
南伊豆の冬のカワハギは28cm級でキモがパンパン。 |
テレビ番組などで南伊豆の旅館や民宿が紹介されるときには、だいたい豪勢な伊勢えびやアワビなどの魚貝盛りが紹介されています。
私はそんなテレビを見るたびに、「またか、南伊豆で本当にうまい魚はそれだけじゃないぞ!」と心の中で叫んでいます。
そんな勉強不足のマスコミを教育指導する意味で、私は南伊豆漁師を代表して、南伊豆に来たらぜひ食べて帰ってもらいたい、特選地魚5魚種を教えます。
どうかみなさん、南伊豆、弓ヶ浜に来たら下記の一つでも探して
食べて家に帰って下さい。これこそ南伊豆ブランドの地魚です。
それでは地元漁師の私が上げる本物の南伊豆ブランドの
特選地魚5種を発表します。
□ 1キロ以上の大きなサイズの地金目鯛(ジキンメ)、
あぶり刺身、煮付け、かぶと焼き、鯛めし、あら汁。
(首都圏で流通している金目鯛の99%は沖キンメです)
□ 1キロ以上の石廊沖の銀ムツ、刺身。
□ 釣り上げて24時間以内の透明な石廊沖のイカ
(アカイカ、ヤリイカ、アオリイカ、スルメイカ)、刺身。
□ 南伊豆の地浦(地磯)で釣れる30cm以上の黄金アジ、刺身、タタキ。
□ 神子元島の周辺海域でとれるタカベ、セゴシ(丸ごとタタキ)、塩焼き。
以上、5種の一つでも食べたことある人は
かなりの「南伊豆グルメ通」ですね。
今まで地元漁師以外で五種全部制覇している人、
私は知りません。
だから、みなさん、南伊豆に1回来るたびに
南伊豆ブランド特選五種を一つ一つ達成していくのは
いかがでしょう?
せっかく南伊豆まで来たんですから、
南伊豆でしか食べられない地魚を、
地元漁師レシピで召し上がってください。
ここで私が当コテージに宿泊されるお客様にオプションで
提供している地金目鯛(ジキンメ)コースをちょっと紹介します。
「1kgジキンメを丸ごと一匹使った五品コース、税込13,200円」
地元でも幻となりつつある1kgサイズの
大きなジキンメを一匹全部使って、
・煮付け
・あぶり
・かぶと焼き
・鯛めし
・アラ汁
という五品メニューです。
献立1.『地金目鯛(ジキンメ)の煮付け』
醤油、本みりん、酒で煮付けますが、漁師風は甘辛くないです。
あくまであっさり味で脂が乗った魚の味を楽しみます。
煮汁で豆腐、ゴボウを軽く煮付けます。
献立2.『地金目鯛(ジキンメ)のあぶり刺身』
ジキンメの濃厚な味と脂を心ゆくまで堪能できます。
献立3.『地金目鯛(ジキンメ)のかぶと焼き』
地元のジキンメ漁師はよくこう言います、
「俺はカマが一番好きだね」。
カマを食べなきゃジキンメ食べたと言ってはいけません。
指で骨までしゃぶるのが作法です。
献立4.『地金目鯛(ジキンメ)の鯛飯』
金目鯛は真鯛よりも味濃くて脂が乗っていますが、鯛飯にするとその違いがよく
分かります。私は真鯛の鯛飯よりもジキンメの鯛飯の方が好きです。
献立5.『地金目鯛(ジキンメ)のあら汁』
深場の魚なので良質の脂が骨の髄からしみ出てきます。
シメの椀でいただくと体の奥底から「うまいっ」と唸ってしまいます。
以上、私が当コテージ宿泊客だけにオプション提供している
「1kg地金目鯛を丸ごと一匹使ったジキンメ五品コース」の献立です。
地元漁師が一押しの南伊豆ブランド5種のうち
地金目鯛(ジキンメ)を除く3種を刺盛りにして
提供するオプションです。
初夏6月下旬から9月上旬期間限定の刺盛り
オプションです。
一、神子元海域のタカベをタタキで。
一、石廊沖の1kg級の銀ムツを刺身で。
一、石廊沖のヤリイカ、または、アカイカ、またはアオリイカを刺身で。
以上、南伊豆の夏の三種の刺盛りです。
夏のタカベを食わずして南伊豆を語るなかれ。
石廊沖の夏イカは肉厚であまくて絶品です。
石廊沖の夏の銀ムツは上品な白身なり。
ただし、これは、当日の朝、下田魚市場に3種全部が水揚げされた場合のみ
提供可能で、3種全部そろわないときは提供不可です。
3種そろわないときは自動的にオプション中止となり
オプション料金は全額ご返金となります。
当日の朝、下田魚市場で3種全部そろったら・・・
それはロイヤルストレートフラッシュか大三元ですね!
ボリュームは3~4人前くらいの刺盛りになるでしょう。
「南伊豆の夏の奇跡の特選地魚3種の刺盛り」は1万円です。
当日の下田魚市場において3種全部そろわないときは自動的に
キャンセルとなり全額チェックイン時にご返金いたします。
南伊豆以外では絶対に食べることができない
「奇跡の特選地魚3種の刺盛り」にご興味ある方は、
予約フォームの最後にあるコメント欄に
「特選地魚3種の刺盛りに興味あり」とご記入ください。
地元漁師の私が、弓ヶ浜常連ファミリーに
自信を持っておすすめいたします。
森本までお問い合せください。
問い合わせ電話: 0558−62−8080
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